先日の大型台風で我が家が停電した時のこと。
「イライラするのはあなたのご事情。
どうぞ好きなだけ
イライラして下さい。」
夫にそう思ってる自分がいました。
この状況で?
私はその自分にビックリ!
この日は昼過ぎから夜になってもずっと停電が続きました。
乾電池が足りず数個の電灯しか使えない、
暗くていつものように行動できない、
疲れているのに寛げない、
妻が停電見越してその前にご飯作らなかった、
など。
夫は諸々が重なりイライラしていました。
怒りやイライラは
そこに要求があるということ。
だから、例えば夫から
「電池準備しといてな。」
または
「買っといて欲しかったのに!!」
と言われれば、私も「ごめん!忘れてた!」と言います。
でも夫は基本我慢するタイプで、イライラエネルギーを発するだけ。
夫のイライラは私の行為がきっかけの一つなのは確かです。
そりゃね、乾電池買っときゃよかったです。
ただこの時、“私のせいだ。私が悪い”となると、夫が何も言ってないのにその態度が心地悪くて「もうイライラせんといてよ(私を責めないでよ)!!」と言いたくなったり、結果さらに険悪な雰囲気になることも。
ここでポイントなのが、
心の反応は
反応している人の中に
スイッチがある
ということ。
同じ状況、同じ言動でも反応する人もいればしない人もいるし、反応の仕方も様々なわけで。
ちなみに私の場合、今回の停電に対する反応は不安・心配でしたし、部屋の明るさもご飯がレトルトパスタだったのもこんな時だし仕方ない、でした。
以前の私なら、イライラしている夫を見てハラハラしたり自分を責め、私が何とかしなきゃ!と顔色を伺って機嫌をとろうと、夫のことばかり気にしていたと思います。
↓
不安、心配は私のもの。
以前の私で言えば“自分を責める”も私のもの。
で、今回のイライラはあくまで夫のもの。
この反応が自分に向けられた時にはじめて
“私はどう反応したいのか”。
そうでなければ勝手に1人でイライラさせてほしいし、どうしようどうしようと言わせてくれよー!だよなと笑
だから
「どうぞ好きなだけイライラして下さい」
だったんです。
という自分の変化を体感した台風の夜でした。
(ちなみにこちらはアドラー心理学の課題の分離が関係したエピソードです♡)
お申込みはこちらから↓