先日テレビで魔女の宅急便が放映されていました。
ジブリ作品ってその時の気分や年齢で感じ方が違うから何度観ても飽きないんですよね。
それで、
ある時主人公のキキが、孫の誕生パーティーのために作ったパイを届けてほしいとおばあさんから依頼されるこちらのシーン。
おばあちゃんは好物だと思っているけど実はこのパイが嫌いな孫。
「だからいらないって言ったのよ。私このパイ嫌いなのよね。」
ずぶ濡れで届けたキキにそれ言っちゃう?っていう。(キキ、大人の階段上ってる、、涙)
子供の頃はこの女の子にドン引きしましたが、今はまたちゃうなぁと思いながら観てました。
でもこういう気持ちのすれ違いってあるあるじゃないでしょうか。
愛情って
もらえないと感じる寂しさもあるけど、受け取ってもらえない寂しさもあるんですよねぇ。
それを分かっているから、こんな時どこか葛藤や罪悪感を感じちゃう人もいると思うのです。
いらないって伝えたパイが届いた。
↓
はぁ?もぉ〜おばあちゃんったら。
(やれやれ、、な出来事だった。以上)
とそれで完結できる人、または感謝できる人もいると思うのですが、
せっかく作ってくれたけど、でもなぁ、、
などの葛藤や、素直に喜べなくて罪悪感を感じるタイプの人は、実は出来事というよりそれらを感じることがしんどいんですよぉ!
人間にとって葛藤や罪悪感はしんどいランキングの上位!
だから必要と感じない物をくれる相手に対して
なんで葛藤や罪悪感を感じる機会を作るんだ〜!
と怒ってるんですね。
え、じゃあそれを感じる私側の問題なの?!ってなるのは
やめてーーー!!
そこはそんな自分をまず受け入れてあげてください。
だって葛藤や罪悪感を感じるのは、そこに至る理由があるからしょうがない。(成長を大切にしているとか)
いきなり気持ちを排除しようとしたり割り切ることを目指すより、まずはその自分を受け入れる方が気持ちが和らぎます。
そうすると、
人ってこんなものだよな。自分もこういう時あるだろうし皆んなあってもいいよね。
自分は相手を不快にしないよう頑張ってたんだな。
私のことを思ってくれてるわけだしな(パイは嫌いやけど)。
など、
言い聞かせるんじゃなくて自然とそんな思いが湧いてくることも。
もちろん
やっぱりありがた迷惑!
善意の押し売り!
もアリです◯
(実際そういう側面も場面もありますしね)
こういうことあるー!と心当たりがある方は、まずは葛藤や罪悪感に寄り添ってみてくださいね。