「もっと自分と向き合えばいいのに。」
セラピストになる前でまだ勉強をしていた頃、悩んでいる人に内心そんなことを思ってた時期があって…(^_^;)
奥さん!向き合うっていいわよ〜♬って感じじゃなく、
「問題を表面化するためにもっと向き合えばいいのに。解決するには取り組むしかないやん。
だから
おまんも向き合うぜよ!」
と、誰にも言ったことはないけど本気で思ってました(痛
当時は必死のパッチで頑張ってて、なんかイライラしてたし色々分かった気になって。
でもある時これって私の決めつけやったんやと。
巷では
人生は一度きりだから楽しもう、自分を生きようって言葉を目にします。
私もそのためには悩みや問題とは向き合って手放した方がいいと思ってました。
でもその温度や距離感って十人十色で、丁度いい加減、心地良さ、テンポ、タイミングがあるんですよね。
例えば
"逃げずにやってみよう"
という言葉も、奮起する人(時期)もあれば責められてるように感じる人(時期)もあるのが当たり前で、同じ人でも価値観やコンディションの変化で感じ方も変わります。
幸せを掴む、楽しく生きることは義務じゃなく、丁度いいツボが人によってあるから気分や行動を選択する権利は誰にもあるわけで。
ただ欲動は人間の本能だから満たせば気分が良いし、本来の自分から遠ざかるほど辛いのは人類共通の仕組みで、さらに社会的な生き物だから環境や人間関係に影響もされます。
だから丁度いいツボを見つけることはオススメしたい♡そのために自分を知っていくことは欠かせません。
とは言え
向き合うぜよ!
ってマインドはハラスメントに通じると頭を打たれました。(なぜこのマインドになっていたかはまた今度♡)
人に対して「もっと〇〇すればいいのに」、「やめればいいのに」とイライラするとき、
そこに自分の決めつけや「〇〇しなきゃ」と自分に課してるルール、禁止事項が関係していることがあります。
なのでその視点でイライラポイントを捉えてみると新たな解放や許容になって楽になることも。
とは言え内容や相手によって心情は変わるのでほどほどで♬
もちろんセラピーでもそんな解放や許容のお手伝いをしてます(^^)
それに決めつけや人を見てイライラすることが悪いわけじゃありません。それも権利ですもんね。
お伝えしたいのは
全ての人は人生をカスタマイズできる
ってことです。
最後に臨床心理学の第一人者である河合隼雄さんの言葉を紹介して終わります(^^)
セラピーのお申し込みはこちらから
↓