先日自分でやってみたユング心理学のワーク。
[強がる]とありますが、この枠に当てはまるのは隠したい嫌な自分。
心当たり、
あるわー汗
勇気を出してとか人様にお伝えしている以上
自分もそうあらねば!
と定期的に力む私。
で、これに気づかないまま
私別にビビってねーし
強がるとかマジあり得ねーし
と隠したり感じないようにしていると、目の前に強がる人が登場すれば私の心は反応してイライラしたりモヤモヤしたりするわけです。
でもこれがダメってわけじゃないので。
こういう時は、
「私ほんまは強がってたんやなぁ。それに強がる自分は嫌、ダメとも思ってたんやなぁ。でも強がってカッコつけたい場面もあるよなぁ」と自分に声を掛けて強がってたことをまずはただ感じます。
セラピストのお仕事上、こうした気づきや自己対話は欠かせません。
心を扱う仕事をしている友人たちも定期的にスーパーバイズといってカウンセラーのためのカウンセリングを受けています。
なぜならその理由の一つが、個人的な解釈や問題を無意識に来談される方に当てはめて、その方が抱えることの本質を見失うことを防ぐためです。
でも当てはめることは誰でも多かれ少なかれあるもので。
例えば
自分は親にこんなことをされた、してもらえなかったから子供にはそんな思いをさせたくないとか。
もしくは、
私だったらこうするのに何であの人はしないんだろう?とか。
お子さんにしても他人にしても、その人の要求や性格と合致すれば問題ないのですが、当てはめたことが本質に合っていないと後々お互いにしんどくなることがあるので注意が必要です。
しかも自分ではこれは良いこと!って思っているほど気づきにくかったりするんですよね。
ただこうした心の仕組みや自分の内面を知っておくと、そういえば自分と相手を同一化して当てはめてないか?など、俯瞰しやすいなどが変わってきます。
なので自分を知る時間を意識して作ることはオススメしたいです(^^)
自分を知ることはストレス対処のためだけでなく、そもそも不必要なすれ違いや負担が減って気持ち良く過ごす時間が増えます。
でも無意識下にあって知らなかった気持ちに気づいたからと言って、すぐ行動したり変化させなきゃと取り組む必要はありません。
「私ほんとはこんなこと感じてたんやなぁ」と気持ちに寄り添い、現状を知って受け入れることだけでも心は十分満足して元気になります。
心理ワークにご興味のある方は是非(^^)