ご無沙汰しております!
半年ぶりの記事は日本昔ばなしみたいなタイトル。
早速ですが今回は誰の中にもいる鬼婆と菩薩のお話です。
いま私は犬の介護をしてるんですが、吠えて呼ばれる回数が日に日に増えてまして。
先日立て続けに寝れなくて、あれこれ試してるけど万策尽きて、フラフラ状態でワンワンと鳴かれたとき、自分の中の鬼婆が一気に顔を出してくるのを感じました。
こんなにも非力で小さい存在が毎日精一杯生きようって頑張ってるのに、目を背けたくなる感情が湧いてくるダメージ。ワンコ相手じゃその瞬間気持ちのやり場はないし、ただただ鬼婆を堰き止めず私の中で自由にさせておさまる時を待ってみて。
でもこの時はどーしてもおさまらなかったので、うおーーーって声に出してみました、かつての吉田栄作ばりに。って知らないかな。
もう誰も愛さない時の卓也、しょっちゅう叫んでた記憶笑
世話する時の扱いはいつもより荒く、めちゃくちゃ不機嫌に接してましたね。。
でも一方で、喜んで世話をして、限りある時間を一緒に過ごせることがたまらなく幸せで愛しく思う私はちゃんといるんです。
さらに言えばその両方、全ての私を見て分かってる私もいる。
これらは全部私の内側で起こっていることで、鬼婆モードにならないように性格をなおすとか、どれが本当の私とかではなく、こう言う時は鬼婆の私を恐れず受け入れてしまう方が客観的になれるものでして。
なぜなら鬼婆モードはいっぱいいっぱいになってるよー!ってアラートで、鬼婆が私そのものなわけでは決してないから。
鬼婆モードの私に深く潜ると見えてくるのは、これ以上負担が増えると自分の身体に影響出るかもしれない、この子を失うこと、仕事に支障が出そうなどの不安や恐れ。
実は鬼婆の正体って不安や恐れなんですよね。
だからもしこれを読まれてる方の中に私みたいに鬼婆モードになる方がおられたら、自分を責めないであげてくださいね。
よく頑張ってるわホンマ、もっと助けが必要やったんや、不安やってんね、辛かったね、怖かったんやもんな、とかって労ってあげて♡
すると鬼婆の角が引っ込んでくるのが分かります。鬼婆モード真っ最中にそれは難しいかもですが涙
そしてもう一つ。
菩薩モードに戻った状態で、不安や恐れの元になっている考え方や価値観に気づいてあげること、見直してあげることも大切なんですね。
迷いや葛藤って気づかないうちに心の負担になるので、自分が大切にしたいことに改めて気づいて心を決めることも楽になれるコツです。
だから心が揺れたときは落ち着かせるために。
また、通常モードでは定期的にセラピーで心をクレンジングして不安やイライラの種を摘んでおくために。
ぜひセラピーを活用してほしいと思います。
ちなみに今は菩薩モードに戻ってます笑
やっぱり真っ直ぐ愛せるっていいですね。