「岩壁の松ではなく
竹のような女性になりなさい。」
根はしっかりと張って風が吹いたらしなやかに枝や幹が揺れる竹は折れにくい。
つまり信念と柔軟さを併せ持つ女性になりなさいって意味だったのですが。
これは以前恩師から頂いた言葉で、なるほどなぁと感銘を受けたのである人にシェアしたんですよね。
すると、その人は
「岩にしがみつく松になる時も必要やけどな。だって…。」
と持論を話し始めました。
で、当時の私はこう思いました。
「うーわ、人がせっかく素敵な言葉やと思って感銘を受けてんのに否定された!その気持ちに水を差された!
あ、何かこれを素敵な言葉と思った自分に自信なくなってきたわ、、。」
我ながらブレるん早い♡
でもね、
別に否定はされてへんのです。
確かに共感的ではないし、その人が抱える"何か"が反応してる雰囲気だった気もするけど。
かと言ってそれはおかしい!とハッキリ否定された訳じゃないし、仮に否定されてもええんです。
だって感銘を受けたんは私やねんから。
あなたはそう思う、そう感じるんやね。
でも私には響いたんよな。
以上。
なのです。
ええ、今ならこう思えます、今なら。
生き方、捉え方、好み、相性云々の違いやなって。
「今の」私のお気に入りや旬であって、どちらが正解ってことじゃない。
何ならいつか同じように感じるかもしれないんだし。
でも当時は無理でした 涙。
間違いたくない気持ちが強くて、否定された!!と感じるとチーンとなって。
好きな芸能人とかは「えーどこがいいの?」と言われても「何でよ!カッコいいやん!」と軽く言うてましたけどねぇ。
なぜこういう発想になるかは、
・人との境界が曖昧だった
・自己肯定感が低かった
だったり諸々。
さらにそれによってつい"敵か味方か"で相手を見るクセも(これは心のセットメニューです)。
だから意見が違うと交換ではなく私 VS 相手になってました。
自分はそう感じる。
自分はこう思う。
自分の基準を帳消ししたりスルーせずに知ること・それを大切にする練習を地道〜にしてきました 笑
でもこれが日常を心地よく過ごす大事なエッセンスの一つなんですよね。
このエピソードを思い出し、改めて思いました(^^)
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