ココロはカラフル

ココロもエステしませんか?

悩み続けるメリット

 

変わりたい、何とかしたい、解決したい。

 

そう思ってるのに

行動に移せなかったり現状のままが続くのは、

 

ほんまのほんまは

 

心の奥では変わらないって決めてるから。

 

 

 

心理学者のアドラーさんは言います。

「人間の行動には全て目的がある」

f:id:color-takayo:20200803124609j:imageアドラーさんご本人。どういうポーズ?

 

変わらない、悩み続けることにも何か目的やメリットがあるって言うんです。

 

例えば、

彼氏と別れたいけど別れられないのはフリーになるのが嫌。

仕事を辞めたいけど辞められないのは転職活動が面倒くさい。

こういった理由は自分に問いかけても出てきやすいし、ですよねーって思えるんですが、さらにその奥に

変わらない方が

嫌われない

傷つかない

愛される

守られる

存在価値がある

かまってくれるなど、

実は無意識に自分の価値そのものや安心感と繋げて、心の奥でまさかの目的やメリットになってるものがあるんです。

f:id:color-takayo:20200803150317j:imageこっちは"リンスのいらないメリット♫"

ただしこれらの語尾には"と思っている"がつき、思い込みや癖であって事実とは異なることも。

でもなー、この考え方なー、自分のことを責める癖があるほど、しんどい渦中にいるほど受け入れ難いねんなー 涙

 

 

以前アドラー心理学を取り上げた番組で、司会者がこんな考察をされてました。

f:id:color-takayo:20200803131336j:image

"子供の頃いつまでもおねしょが治らなかったのは、体の弱い兄に付きっきりの母親の関心を引くためだった。"

 

確かにこれは子供には大きなメリットですよね。

ちなみにこれに関して嫌われる勇気の著者である岸見さんは、対処法はおねしょの話題には触れず(触れたら関心を示すことになるのでおねしょが続く)、あなたに関心があるんだよと示すこととおっしゃってました。

困らせると分かってても親の関心を引きたかった気持ち、私にも心当たり大有り 笑

 

なのでアドラー心理学では、どんな自分も私なんだという自己受容(許容)は欠かせません。

人生は選べる。どんな状況であっても選択して決断しているのは全て自分なので、弱さや非情さなど、認めたくない自分がいるとしんどいし、ましてや課題を乗り越えるために行動する勇気なんて出せません。

 

でもアドラー心理学って自分が人生の主人公だって感覚が強く、人間が持つ心のパワーを信じているから私は好きなんです。

ある程度心にパワーを取り戻すまでは、

できないんじゃなくてやらないって決断している

とか、

くー!意地悪ーー!!

と思ってましたけども。

 

この視点で目の前の現実を見るとブレーキになってる感情が分かりやすく、本当はどうしたいのかが見つけやすいのため、セラピーでもその方の心の段階によりますが、アドラー心理学的な視点でお話することもあります。

ぜひ体験してみてくださいね。

 

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