心がでっかく揺れ動いてしんどいとき。
「なぜこう感じるのか」とか
「しょうがないよ」、「そんなこと思っちゃダメ」といきなり分析、対処するのは
正直心はあんまりして欲しくなくて。
して欲しいのは
まずはただ気持ちを聞くこと
なんです。
「もう無理。嫌。」
「うんうん、嫌よね。」
「あいつ何なん?まじムカつく!」
「うんうんうんうん!ムカつくよなー。」
「あれは傷ついた。」
「いやマジあれは傷つくよな。」
イメージは保健室の先生?
打ち消さずただ耳を傾けて感じることを許す。
その瞬間は罪悪感も良し悪しも言い訳もいりません。
感情はすべて心からのサインです。
サインの目的って
伝える
知らせる
分かってもらう
なので、まずはキャッチしてほしいんです。
胸がグワーとなったりキューとなって揺れ動くのってしんどいから早く何とかしたくなるんですが、特に自己主張したいのにできない、自分がどうしたいのかよく分からない、我慢や遠慮をしてよくしんどいと感じる場面がある方はこの過程を意識してみてください(^^)
で、そうこうしてるうちに気持ちが落ち着いたら今度はこう聞いてみる。
「このまま保健室にいたい?」
いたいと思ったら気が済むまで居続けて(気分に浸るって意味)大丈夫。その方が意外にスッキリすることも(^^)
この感情でいるのはもう十分、もうええわ、保健室出て教室(平常モード)に戻ろうって思ったときは
「じゃああの時本当はどうしたかった?」
「次はどうしたい?」
と自分のこれからを選択する。
人間は一日に9000回以上の選択を繰り返しているそうです。
思考が現実を作るっていうけど、確かに行動を司っているのは思考。
で、思考に関連しているのが感情や価値観、物事の捉え方(認知)など。
マイナス思考をプラス思考に変えると行動も変わるって言われるのはそういうことだけど、サッと切り替えられるタイプの人・状況もあればそうじゃないタイプの人・状況もあります。
でもそのタイプや状況とどう付き合っていくのかも含め、私のことを選択、決断するのは私なのも事実なんですよね。
と言いつつ私は納得しないと動かないタイプすぎてカタツムリだけど。。そうです、それを選んでいるのも私ってことね。
すぐに切り替える。
しばらくステイする。
いずれにしてもその前にある感情のサインをできるだけ保健室の先生モードで聞くことをオススメします。
心理療法でも傾聴って基本なので、揺れが激しいときこそまずは自分の声に耳を傾けてみてください。
そうすると力が抜けて気分を切り替えやすかったり、自己不一致を防ぐことに繋がります(^^)