ココロはカラフル

ココロもエステしませんか?

人は感情を扱われたい生き物

 

今日は漫画のご紹介、の前に。

以前お友達から

「心理学を勉強したらイライラしなくなった?」

と聞かれたことがありました。

 

その時は勉強というかカウンセリングに触れてからはむしろ前よりイライラするようになったって答えたかな?でも今思うとイライラを"見れるようになった"って表現がしっくりきます。

それまでは我慢が美徳の世界にどっぷり生きてたもんで、イライラしてないんじゃなく感情を麻痺させてたからか、よく腰が痛くなったり吐き気がしたり。

感情は外に出ようとする性質があると言われてて、私の場合は身体症状に出てたんです。

体に訴えれば我慢の限界だよ、見直してほしいことがあることを気づいてもらえるって感じだったのかもしれませんね。

 

今はイライラしてもすぐ排除や見ないようにはせず、見たり抱えたりしてタイミングを見てイライラの原因に対処します。

つい先日もイライラしたことはあったけど巻き込まれることはなく、そう言えばイライラする状況に身を置くことが少なくなったと今気づきました(笑)

 

すぐに対処できないこともありますが、それでも以前に比べたら考えるはあっても悩むって感覚もほんと無くなって、こういう時自分は悲しいんだ、嬉しいんだ、腹が立つんだ、幸せなんだと感情を集められてる感覚。

 

私が元々よく悩むタイプだったのもあるかもしれません。

なぜなら昔は自分の中にまさかの思い込みがあったんです。(あくまで私の場合)

アドラー心理学の目的論を知って、悩んでると問題には向き合ってるから行動しない自分でも許される、悩んでると世話焼きの人に可愛がられる、悩んでるとちゃんと生きてる感じがするなど、悩むことのメリットに気づいたときの衝撃波。

 

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でもこれだと一生悩み作ってなあかんやんかーい!って気づいて思い込みを手放したことも大きかったな。(手放す時にその思い込みをイメージしてみたら千と千尋に出てくるまっくろくろすけみたいだったな。)

 

だから勉強して知識を入れるだけでは体感がないから本当の意味で楽にはならなかったと思いますが。

ただ!モラル・ハラスメントだけは知識を得るだけでだいぶ楽になったのを覚えてて。

昔からモラハラする人とご縁のあった人生でして、直接されないにしてもそういう人がいると落ち着かないなど影響を受けてた私には凄く意識が変わる内容でした。

これもモラハラやったん?!から始まり、自分の無気力さや自分を責める原因、中でも加害者側の心の奥の心理は目から鱗

 

私はカウンセリングの一環で資料をもらって勉強したのですが、この前インスタで紹介されてたこちらを読みました。

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Amazon.co.jp: 99%離婚 モラハラ夫は変わるのか【電子限定カバー版】 (LScomic) eBook : 龍 たまこ, 中川 瑛: Kindleストア

 

特にご主人に気を遣って気が休まってない気がする方は、私があれこれ言うより読んでみてほしいですし、ご夫婦に限らず身近に威圧感のある人がいて緊張するって方にも役に立つ内容になっています。

加害者は元被害者って言われるけど、加害者のびっくりするような目線や自分の加害を認めることが本人にとってすごくすごく苦しい作業だと理解できると、相手の見方が変わったり、何より悩んでる自分の感情を肯定されて楽になれるのは大きいし、傷ついている自分にできることを知れることは道を開いていく第一歩。

そしてこの漫画内でもカウンセリングのシーンが登場します。

人間は感情を扱われたい生き物で、ケアすることの大切さを改めて感じました。

 

リアルすぎてしんどいって方には向かないけど、気になる方はぜひご一読くださいね。