え?
いつもどんな自分も許そうとか受け入れようって書いてるのに今日のタイトルどゆこと??
ですよね。
今でこそ私も自分を許す大切さが身に染みてますが、何せ自分を責めるクセが強かったもので理論を知ったばかりの頃はこう思ってたんです。
自分を許したら
ダメ人間になるんじゃないの?
って。
ホンマにどんな自分も許して大丈夫?そんなん一つ間違えたら
・反省する機会を逃す
・同じ過ちを繰り返す
・自分を正当化するだけ
・ただの開き直り
みたいなことになるんじゃないか。
例え今より楽に自分らしく生きれたとしても、どんな自分も許すことで自己中で傍若無人になったら…。
でもそんなことは全然なく、むしろ自分を許すことは自分の価値を、パワーを思い出すためには欠かせないステップでした。
今日は中でも許せない気持ちが消えなくて辛い方に、自分を許す大切さをワークを含めてお話します。
過去でも最近でも、他者の発言や行動に傷つくことがあった。
裏切られた、許せないという感情がある一方で、
こんなことで傷つく、許せない私も
いけないんじゃないか
おかしいんじゃないか
人として小さい
めんどくさいやつ
自分が至らなくて相手にそう言わせたんじゃないか
というように、相手を許せず悪く思う自分を許していない。
もしそんな方がいたら、許せない、責める気持ち、湧いてくる罵声、全部全部、相手を許すより先に「そう思ってもいいよ」ってその自分を許してあげてください。
その時本当は言いたかった、飲み込んだ言葉があるならそれらを紙に書いたり、言葉にして吐き出したかったらそうしてください。
なぜ言えなかったんだろうとか思っても言えなかった自分も許してあげてください。
(直接相手にぶつけなくても大丈夫です。)
さらにできるなら、傷ついた時に欲しかった言葉も自分にかけてあげてください。
辛かったね、悲しかったね、嫌だったね。
よくやってきたね、大丈夫だよ、あなたは悪くないよ。
優しく身体をさすったりしながら言ってあげてください。
私って手のかかる人間だとか思わなくて大丈夫ですよ。
心の傷を長く否定したり無いことにしたままは、身体と同じで治りきらない古傷が残ってる状態。同じような出来事があるとまた許せない気持ちや嫌な気持ちが湧くのは、その傷が刺激されてるからなんです。
それで傷が癒えてきたら、相手に持っていた許せない、責める気持ちが薄れるなど、変わっていくのが分かると思います。
傷が癒えてくると力が戻ってくるので、今度はこうなってくると思います。
湧いてくるものは全て私のもの。
自分の内面で起こったストーリーを最初から最後まで知ってるのは私しかいないから、引き受けるのは私。
私がどうしたいか。
その視点で見る世界は被害者とか加害者とか、誰を責めるとか変わってほしいとか、押し付けるとか可哀想とか、それとは違ってて。いつもそう思えなくてもこの感覚を知ってる、体験していることは心の支えになります。
私がセラピーで大切にしているのはこのステップでして、それに欠かせないのは他者との境界線を育てることなんですが、その話もすると長くなるので今日はここで終わりますね。
ご自分でできそうと思われたら無理のない範囲で許すステップやってみてください。
安心してステップを踏みたい方はぜひセラピーを活用してくださいね(^^)