今日のタイトルはこちらの絵本からなんですが、
たまたま入った喫茶店に置かれていて、この表紙に惹かれて中を見たら
え、深い
となりまして。
中でもこちらのページ。
見にくいですが拡大してご覧ください
ほんとにそうだなぁって思いました。
どっちかしかないってないですよね。
で、今日の本題なんですが、
最近たまーに
「嫌いな人って実は自分と似てるの?」
と聞かれることがあります。
似てるというより解説が難しいところなんですが。
ユング心理学では「自分が認めたくない自分」と同じようなタイプの他人を見ると、人は感情を刺激される傾向があると言われています。
なので正直その可能性は否定できないのです。
(必ずしもそうとは限りません)
ただこの概念、場合によっては
むっちゃくちゃ
受け入れ難くないですか?
来月からの新シリーズ楽しみ♬
だってその人のこと嫌なヤツ、ダメなヤツと思ってるんですもん。
そんな人と一緒とかマジですんごいモヤっとしますよね。
で、先程の絵本に戻るわけですが、これについても
"それしかないわけないでしょう"
の視点で見てみると少しラクになるかもしれません(^^)
確かに同じ部分というか、本当はあの人がやっている不快な言動を実は自分もやってみたいけど、その欲求を抑えてきたのかもしれない。
でもそんな自分を認めたりその言動をしてしまったら、、、。
安心してください、してしまっても
その人そのものになるわけないでしょう
ってやつなんです。
あくまでもそういう一部が自分に存在しているけど、自覚してコントロールできればその一部が自分全体に影響するわけじゃない。
"その人"と自分はやっぱり違う人格なんだよって分かっていれば、むしろ自分の持ってるルールや考え方の幅を広げたり、新しい自分を見つけて解放感を感じさせてくれる相手に変容する可能性すら出てきます。
ただコントロールするには自覚しないとできないので、「私そんな風に思ってるんだなぁ」と自分のことをジャッジせずただ認める自己受容も大切になります。
あ!ちなみに嫌いって感情はワルモノではないし、嫌いな人を好きになりましょう、嫌いな感情を無くしましょうって言いたいのではありません。
あの人は嫌い、嫌いやねんの気持ちのまま、その上で相手のことを部分的に見ることで気持ちがラクになったり気づくことがありますよーってお話です。
それしかないわけないでしょう
実は色んなところで使える魔法の言葉かもしれませんね(^^)